街と村 ご紹介

花花

ハウンド・トー   Hound Tor
               2012年6月9日 訪問  水色枠の写真はクリックすると拡大写真になります。

今宵のディナーの予約はダートマスのサンドウィッチの時に電話した。ダートムーアの真っ只中のウィディコム・イン・ザ・ムーア(Widecombe in the Moor) という村の外れにあるインだ。あるサイトの"Dartmoor: ten of the best things to do"の"Best pub"に選ばれている。情報の信憑性は分からないが、 他の項目"Best walk"、"Best village"、"Best restauran"、"Best museum"、"Best viewpoint"、"Best cream tea"、"Best town"、"Best ruins"、 "Best hotel"からして、「当たらずとも遠からず」と判断した。restauran、cream tea、hotelは私には高級すぎる。 museum、town、ruinsは余り興味がない。walkのスタート地とゴール地、villageはすでに訪れた。残るviewpointのHound Torも一度訪れているが、 予約時間まで余裕があるので訪れてみよう。
行きがけの駄賃にと"Haytor"をナビ子ちゃんに指示した。A381、A382と繋いでB3387を通るルートと思っていたら、 とんでもないショートカットを指示して来た。A38に出て、Ashburton辺りからムーアのローカルロードに入り込んだ。 人っ子一人見当たらない荒野を走っていると心細くなる。大きなバイクに跨ったライダーが休憩していた。「ヘイ・トーはこの方向か?」と訊ねると 「後に着いて来なさい」とバイクをスタートさせた。先導車がいる運転はとても楽だ。ヘイ・トーが見えてくると指差して知らせてくれる。 間近に来て、左手の岩を指差し「あれがヘイ・トーだ」。右手の空き地を指差し「ここがパーキングだ」(走りながらだから聞こえはしないが・・・) と教え、手を振って走り去った。ナビ子ちゃんの指示と同じ道だが、なんとも爽やかな気分にしてくれる。写真下左がヘイ・トーだ。

Dartmouth Dartmouth Dartmouth Dartmouth

改めてハウンド・トーをナビ子ちゃんに指示して出発。パーキングにはかなりの車が止まっており、コーチからは人がぞろぞろ降りている。 この団体と一緒では敵わない。集合している間に先に進む。遠く道路からは眺めた事があるが、いざ近くに来ると大きな岩だ(写真上右2枚、下左3枚)。 ヘイ・トーが有名だが、規模ではこちらの方が大きいだろう。
高いところを見ると登りたがるお方が、例のごとく登り始める。程々にするよう注意するが、一旦下りても、また別の岩に登っている(写真上右)。
お仲間がいた。男性2人と女性1人のロッククライマーだ(写真下左)。7、8mの岩だが、苦戦している。1人がコーチで2人はビギナーのようだ。 「最初のロープは誰がどうして架けたのか?」と訊ねると「裏から登るのは簡単だよ」ということだ。「なるほど」。
近くの岩ばかりに目が行ってしまうが、遠くの景色も美しい(写真下右2枚)。クライマーに「あの岩は何という」と訪ねると、 あれこれ360度の岩を説明してくれた。写真下右がヘイ・トーだったと思う。。
ダートムーアには紀元前4000年からの遺跡(ストーンサークル、墳墓、住居跡)などが至るところに点在し、2つのレイラインが通っているとのことだ。 神秘な気配が首筋辺りから忍び込む。背筋がぞくぞくしてくる。
パーキングに戻ってくると、先ほどの団体がまだ下にいる。どうやら写真撮影の講習会らしい。全員が立派なカメラを提げている。

Dartmouth Dartmouth Dartmouth Dartmouth

Information
 Address  Dartmoor, Devon
 Telephone  -
 Web Site  Hound Tor

詳細はWeb Siteなどでご確認ください。

旅行記もご覧ください。

ご意見・ご感想・ご質問などご遠慮なくお寄せください。
book

home

花花